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伊平屋村の中学生が開発したご当地アイス
沖縄県最北端の有人離島である伊平屋村の中学生が、村特産の黒糖とコメを使用したアイスクリーム「伊平屋を愛し、アイスを愛す」を開発した。黒糖キャラメルの甘い香りと、お米のもっちりした食感が特徴。4月から県内のスーパーや道の駅などで、1個250円で販売する。
村の「起業家人材育成事業」の一環で、村在住の中学1年生21人が、県立芸大やコープおきなわの協力を得て開発。素材調査から商品企画、価格設定やパッケージのデザインまで一連の作業を手掛けた。
島には高校がなく、生徒たちは卒業後、進学などのため親元を離れる。村の東恩納吉一教育長は「小さな島なので、子どもたちは都会に出ると自分の良さを発揮できなくなってしまう。地域社会とタイアップしながら、自己表現できる人材を育てたい」と事業の狙いを説明した。
開発に携わった伊平屋中1年の伊佐川桂さんは、「商品作りを通して、妥協しないこと、熱意を持って相手に伝えることの大切さを学んだ」と語った。生徒らは「家族や地域の方々はもちろん、伊平屋のことを知らない人にも食べてもらい、島のことを知ってほしい」と話している。【もぎたて便】