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江戸時代に誕生した宇治茶の製法「手もみ製茶」の技を競う大会が10日、宇治茶会館(宇治市)で開かれ、宇治市や和束町、南山城村などから10チーム30人が参加した。
参加者らは昨年収穫し、蒸して冷凍保存していた茶葉約3キロを「焙炉(ほいろ)」と呼ばれる台の上に広げて加熱。素手で力をかけてもみながら、約5時間がかりで宇治茶独特の細長い針のような形に仕上げていった。完成したお茶の香りや味などが審査され、「京田辺茶手もみ技術保存会Aチーム」が最優秀賞に輝いた。
最年少で参加した宇治茶製法技術保存協会(同市)の辻智弥さん(27)は「ベテランの人たちは流れるような動きで、どこにも無駄がない。しっかり技術を学んで、おいしい宇治茶の伝統を受け継いでいきたい」と話していた。