政治そのほか速
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北陸新幹線開業を前に、県は今月から、富山の「食」の魅力を生かした観光誘客戦略として、「富山湾鮨(ずし)」「とやまのおいしい朝ごはん」に続く第3弾の「とやまの山幸(やまさち)」キャンペーンを始めた。山菜や川魚、狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉を使った「ジビエ」などの料理で富山の新たな魅力をPRする。
キャンペーンには、富山市や南砺市などの県内のフランス料理店や和食店など8店舗が参加。料理のメニューは各店ごとに異なり、仕入れた食材や季節によっても変わる。2月に開かれた試食会では、南砺市の干し柿、富山市大山地区のイノシシ肉を使ったフランス料理などが披露された。
キャンペーンでは、参加店の共通ルールとして、〈1〉県内の山の幸を使った1万円以上のコース料理〈2〉煮物や炊き込みご飯など「多喜(たき)込み」(炊き込み)料理を1品含める〈3〉山の幸の産地をお品書きに記す〈4〉各店独自のおもてなしをする――などの条件を設けた。「各店独自のおもてなし」では、タケノコ掘りやカモ猟の見学、温泉の無料利用など各店が趣向を凝らしたサービスを提供する。
県観光課は「海の幸だけでなく、山の幸も豊富な県内の食の魅力を広めたい」としている。