政治そのほか速
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統一地方選前半の県議選(定数102)と名古屋市議選(同75)は12日に投開票されるが、県議選は無投票となった20選挙区の30人を除く125人、市議選は136人が激しい選挙戦を繰り広げている。主要政党が攻勢を強める中、前回2011年、既成政党との対決姿勢を鮮明にして躍進した地域政党・減税日本がどこまで踏みとどまれるかなどに関心が集まっている。
■県議選
焦点の一つは、60人を擁立した自民党が過半数を獲得できるかだ。無投票当選した18人が他候補の応援に駆け付けるなど、国政での「自民1強」を背景に攻めの選挙戦を展開している。
40人が出馬した民主党は9人が無投票。前回9議席を減らしたことから、議席回復を最大の目標に労組票や支持組織固めに余念がない。
維新の党は12人を立て、昨年末の衆院選での勢いを議席獲得につなげようと必死だ。自民党や民主党の地盤に割り込み、無党派層へも支持を呼びかけている。
6人を立てた公明党は1人が無投票当選。党組織の引き締めで全員の当選を目指している。
12年ぶりの議席獲得を狙う共産党は11人中4人以上の当選が目標。オール与党体制の県政批判や反原発などを掲げ、衆院選での躍進の流れを引き寄せたい考えだ。
前回、大村秀章知事が率いる日本一愛知の会が24人、河村たかし名古屋市長が代表を務める減税日本が19人を擁立し、既成政党との対決姿勢を鮮明にした地域政党。今回は日本一愛知が公認候補の擁立を見送り、減税日本の4人が議席を維持できるかが注目される。
生活の党1人、次世代の党2人、前回、日本一愛知や減税で立候補するなどした無所属19人(うち2人は無投票当選)の動向も大きな焦点だ。