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2013年度に広島平和記念資料館(中区)に寄贈された被爆者の遺品などを展示する「新着資料展」が18日、同館で始まった。12月2日まで。無料。
48人から寄贈された1003点のうち、医師の当時の診療記録や焼け跡から見つかった懐中時計、米兵が終戦後間もなく撮影した広島市内の写真など、75点が並んでいる。
建物疎開中に爆心地から600メートルで被爆し、2日後に亡くなった県立広島第二中1年の慶徳清さん(当時13歳)が持っていた布製かばんは、母親が翌日、帰らぬ清さんを心配して市内を捜し回ったことや、後に「42年経った今日でも泣かない日はございません 可愛い清よ」とノートにつづったことなどと合わせて展示されている。
同館は「家族愛は普遍的なもの。遺影や家族の思いを知り、二度とあってはならないことだと理解してもらえれば」としている。