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「色っぽい女性」はイメージできても、「色っぽい男性」となるとなかなかイメージできない人も多いのではないでしょうか。しかし、「色っぽい男性」は確実に存在します。ここでは、そんな「色っぽい男性」になるために必要な3つのものをご紹介します。
■1.無駄な脂肪がない筋肉質な体
男の色気を出すのに一番簡単なのは、「女性にないもの」をアピールすることです。たとえば、女性の体は丸みを帯びてやわらかな肉質ですが、男性の体はがっちりとしており筋肉質ですよね。この違いをアピールするだけで男の色気は出ます。
広い背中にきれいに付いた筋肉、力を入れたときに盛り上がる腕の筋肉、分厚い胸板、割れた腹筋、引き締まったヒップなどなど。女性は意外と見ています。男性の肌の質感や体の厚みから、抱きしめられたらどんな感じか想像したりもします。
もちろん、どの程度の筋肉が好きかは個人差があります。しかし、男性なのに女性のように丸いボディラインでは色気は感じられないものです。なぜなら、女性も男性も「自分にないもの」に魅力を感じるからです。男性が女性の体のやわらかな質感やなめらかな曲線を美しいと感じるように、女性は男性のたくましい筋肉をセクシーだと思うのです。
たとえ、身長を気にしていたとしても、背を伸ばすことは難しいものです。ですが、体を鍛えれば筋肉は付きます。つまり、努力次第で色っぽい筋肉質な体は手に入るということです。
■2.包容力を感じさせる低く優しい声
体同様、声にも男女の違いがあります。女性の声に比べて、男性の声は低いですよね。そんな低い声で落ち着いてゆっくりと話すだけで、女性はそこに「包容力」を感じるものなのです。女性の多くは優しく包まれたい・守られたい願望があるため、包容力のある男性を本能的に色っぽいと感じるのです。
また、低い声で優しく話す男性を好きな女性も多いです。大抵、そういう男性は「甘い声」と言われるのですが、実際は声自体が甘いというよりも話し方がソフトでとにかく優しい場合がほとんどです。
「俺の声は高いから……」と諦める必要はありません。声が高いといっても、多くの男性は女性よりも低い声でしょうし、ゆっくり話すことも意識すれば誰でもできるはずです。加えて、話し方を優しくするだけで「甘い声」になれたりもします。セクシーな声も意識すれば出せるものなのです。
■3.色気を出す思考回路
これは、男性にも女性にも当てはまるのですが、色気を出すには「異性の目を意識すること」が必須です。異性の目を意識し、「自分の性を意識すること」です。自分が男性なら、女性の目を意識し、自分が男であることを強く認識してください。そうすることで、自然と「男らしい振る舞い」ができるようになります。
「男らしい振る舞い」とは、女性にないもの・女性が苦手なものを提供する振る舞いや、守られたい願望のある女性を大切にする振る舞いです。女性が苦手なことで、男性が得意なことを思い浮かべてみましょう。
女性は男性よりも力が弱く、空間を認識することが苦手な人も多いですよね。このことから、重い物を持ったり、地図をよんだり、車を運転したりする行動は「男性的な振る舞い」であるといえます。また、トラブルなどの変化に弱いのも女性の特徴ですから、非常事態に慌てずにどっしりと構えることも「男らしい」といえます。
このように、自分が男性であると意識すれば、自然と「女性が苦手なもの」が分かります。その「女性が苦手なもの」の中であなたが得意なことをどんどんアピールしていきましょう。「色気を出す」とは、性差をアピールすることです。常に自分の性を意識し、女性にどうアピールすると男らしく思われるか考えましょう。その思考こそがあなたを色っぽくするのです。
文・桜井 結衣(All About 桜井結衣の恋愛コラム)