政治そのほか速
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自民党本部に開設された「屋台村」で京風おでんを振る舞う谷垣禎一幹事長(中央)ら=7日午後、東京・永田町
自民党は党大会前日の7日、恒例の「屋台村」を東京・永田町の党本部敷地内に開設した。谷垣禎一幹事長、二階俊博総務会長ら幹部は、党大会出席のため全国から集まった党所属の地方議員や支持者ら約500人に軽食を振る舞った。
谷垣氏が地元にちなんで用意した「京風おでん」は、約150食が20分ほどでさばけ、谷垣氏は「自分で食べる分がなくなった」と苦笑。捕鯨の本場、和歌山県選出の二階氏は「クジラカレー」を、茂木敏充選対委員長は東日本大震災で被災した福島県浪江町の「浪江焼きそば」を提供した。
民主党の岡田克也代表は6日午前、網膜剥離の再発に伴う自宅療養から党務に復帰した。記者会見では「大変ご迷惑をお掛けした。経過は順調だが、より慎重に対応したい」と述べ、当面は遠方への出張などを控える考えを示した。
岡田氏は先月26日に目に異常を感じ、病院で緊急手術を受けた。昨年末にも網膜剥離で手術を受け、年明けに退院していた。
約2カ月で再発したことについて、岡田氏は「約1割が再発するというが、理由はよく分からない」と説明した。同時に「やや見えにくいものの、至って元気だ」と強調し、党首討論を3月中に開催するよう求めた。
安倍晋三首相は6日午前の衆院予算委員会で、政権の最重要課題と位置付ける「地方創生」の推進について「霞が関発ではなく、地方発の地方創生を進めていかなければならない」と強調した。その上で「やる気のある地方の創意工夫を全力で応援する方針に基づき、あらゆる方策を使って後押ししていく」と述べ、国から地方への職員派遣や予算面などでの支援を強化する考えを示した。
石破茂地方創生担当相は、自治体に策定を求める地域活性化の5カ年計画「地方版総合戦略」に関し「複数の自治体をまたいでつくる方が効果的な場合もある。県をまたいでも結構だ」と説明した。
【共同通信】
政府は6日、内局の背広組と呼ばれる防衛官僚(文官)と制服組自衛官が対等な立場で防衛大臣を補佐することを盛り込んだ防衛省設置法改正案を閣議決定した。今国会での成立を目指す。
自衛隊の部隊運用(作戦)を制服組主体に改める「運用一元化」も盛り込んだ。成立すれば、背広組が制服組をコントロールする「文官統制」の規定が全廃され、背広組優位からの大転換となる。万が一、制服組が暴走しようとした際に、阻止する機能が低下するとの懸念がある。
改正案には「防衛装備庁」新設も盛り込まれた。事務官や自衛官ら約1800人体制を予定。
【共同通信】
同性カップルから要望書を受け取る保坂展人世田谷区長(左)=5日午後、東京都同区
東京都世田谷区在住の同性カップルら17人が5日、同性カップルを家族として公的に承認する制度の創設を求める要望書を保坂展人区長(59)に提出した。保坂区長は記者団の取材に対し「具体的にどういう形でやるのか、絞り込んでいきたい」と述べ、前向きに対応する考えを示した。数カ月をめどに方策をまとめる方針。
同性カップルの公的承認に関しては、渋谷区が「結婚に相当する関係」を認める証明書を発行する条例案を区議会に提出している。保坂区長は「区長の判断でできることを考えたい」として、制度の条例化には慎重な姿勢を示した。
世田谷区長に要望書を提出後、記者会見する同性カップルら。右から3人目は上川あや区議=5日午後、東京都同区
要望書は、同性カップルを異性間の関係と同じように公的に家族として扱うほか、区が家族に提供している行政サービスの適用についても検討を求めている。同性カップルは正式な家族と見なされず、入院中の面会を断られるなど日常生活で不利益を被るケースがあるという。
要望書を提出した上川あや区議(47)は記者会見で「(公的に)認めていただくところからのスタートなので、継続的にみんなで声を上げていきたい」と話した。