政治そのほか速
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筑波大学が2014年に設立したつくば国際スポーツアカデミー(TIAS)は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、国際スポーツ界の次世代リーダーを育成するための特別講義を、スイス・ローザンヌのスポーツマネジメント大学院(AISTS)で行った。
講義時間を延長するほど活発な議論
筑波大学の真田久TIASアカデミー長、清水諭TIAS副アカデミー長兼統括責任者、江上いずみ講師などが登壇。講道館柔道の創始者で日本最初の国際オリンピック委員会(IOC)委員である嘉納治五郎と日本におけるオリンピック史、1964年東京オリンピックと都市デザイン、日本の「おもてなし精神」や2020年に2度目の東京オリンピック大会を控えた日本における国際スポーツアカデミーのビジョンなどをテーマに話した。
講義には、AISTSでスポーツアカデミーを専攻する学生41人が参加した。今年度のAISTSの学生は、スポーツマーケティングの専門家や現役のエンジニア、また数人のオリンピック出場経験者やIOC委員のメンバーなど、世界26か国から多様なエキスパートが集まっている。
各講義の後半に設けられたディスカッションでは、学生から活発な質問や意見が飛び交い、時間を延長するほど盛り上がったという。終了後に以下のような感想が学生から寄せられた。
「これまで日本が開催してきたオリンピックの経験と、数々の災害を乗り越えてきたその歴史を踏まえて、日本がどうやって2020年を成功させるのか大変興味深い講義でした。日本の”おもてなし精神”を具体的に聞くことができて、勉強になりました。」 (AISTS学生、/ラシド・ホール、26歳、ジャマイカ出身)
講義は15年3月13日(スイス・ローザンヌ現地時間)に行われた。<J-CASTトレンド>