政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
スマホを片時も手放せない「スマホ依存症」は、中高生の問題としてよく話題になるが、実は社会人にも多いのでは? マーケティングの実務家による国際組織=MCEI*(Marketing Communications Executives International)の東京支部では、MCEI東京・大阪支部の会員を対象に、「モバイル機器の利用実態」に関するアンケート調査を実施し、160名の回答を得て集計結果をとりまとめ、160名のマーケッターのスマホ行動について、専門家による分析を行なった。
調査の結果、現在所有しているモバイル機器を見ると、スマホが約9割を占めていることがわかった。次い、でガラケーが4割、タブレットも3割。大和総研が各種調査データを総合し、最も実態に近いだろうとして発表しているスマホ普及率は4割。MCEIの参加者の大多数を占める20~50代でみると6割。
一方、タブレットを見ると、大和総研のデータでは1割に過ぎないが、MCEIでは3割を超えており、マーケティング実務家のIT武装はかなり高いレベルにあることがわかる。また、所有モバイル機器のうち、日常もっともよく使用する機器は圧倒的に「スマホ」で9割に達していることがわかった。
■最も多かったのは「スマホ依存症予備軍」で67%
モバイル機器との付き合い方を見てみると、圧倒的に多いのは「わからないことはすぐスマホなどで調べる」で8割。次いで「スマホなどを忘れた日はとても不安になる」6割となり、この2項目が5割を超えた。次いで「電車の乗り換え時でもスマホなどを見ている」が44%、「着信していないのにスマホが振動した錯覚に陥る」が39%、「目が覚めて寝転がったままニュースやSNSをチェックする」が27%、「トイレの中にもスマホなどを持っていく」が25%、モバイル機器がまさしく「肌身離さぬ存在」になっている様子がうかがえる。
一方で、「電話をするよりメールの方が意思が伝わる」は6%、「SNSに書き込むネタをつくるために行動することがある」は5%、「友達と一緒でもずっとスマホを見ている」は1.9%、「もし、SNSがなかったら人間関係がなくなると感じる」は1.9%、など、「モバイル機器と人間関係」に関わる項目に関しての反応は低く、世の中で話題になっている若者の「ネットとリアル」の混同、あるいは逆転といった状況は実務家には見られなかった。…