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東京に「ブルーボトルコーヒー」がオープンし、休日は約3時間待ちの行列らしい、という噂は、ニューヨークにも届いてきた。寒空の下、苦労して手に入れた一杯のコーヒーは味わいもまた格別だろう。「ブルーボトルコーヒー」に代表されるサードウェーブコーヒーは、依然としてニューヨークでも人気だが、今回はこの季節ならではのコーヒー以外のホットドリンクをご紹介したい。
■「次に来るのはコレ!」と評判のヘルシー“骨スープ”
こちらはイーストヴィレッジのスープスタンド「brodo」。テレビでも活躍する人気シェフ、マルコ・カノラ氏のレストラン「Hearth」のスピンオフとして2014年秋にオープンし話題を呼んでいる。
名前の由来は“broth(出汁スープ)”のイタリア語だそうで、その名のとおり、メニューはオーガニック野菜と牛、ターキー、チキンの骨を煮込んでできたクリアなスープ3種類。
まるでコーヒーが入っているかのようなカップデザイン。スリーブもしっかりロゴ入り。
「Gingered Grass-Fed Beef Broth」(Small4.75ドル)。ご覧のとおり、カップの中はコーヒー、ではなく透明な牛骨スープ。
3種類のスープはいずれも穀物ではなく牧草のみで飼育された牛や鶏の骨が材料となっている。高コレステロール・高血糖に長年悩まされたシェフが自身の健康回復のために作り始めたのがきかっけとのことで、とことんヘルシーにこだわったスープである。グルテンフリーで乳脂肪分ゼロ、オーガニック素材のみで出来たドリンクとなれば、ヘルシー志向のニューヨーカーに今後ますます注目されること間違いなしだ。
■大マシュマロでさらに甘~い「The City Bakery」のホットチョコレート
ニューヨーカーにとって寒い季節に欠かせないドリンク、ホットチョコレート。中でも「The City Bakery」では毎年2月に恒例の「ホットチョコレートフェスティバル」を開催中。ジンジャー、キャラメル、エスプレッソなどチョコレートと相性が良さそうなものからチリペッパー、ビールなど少々変り種まで、毎日異なったフレーバーを楽しむことができる。
「HOT CHOCOLATE FESTIVAL」のカレンダー。
この日はバレンタインデーということもあり、店内は常に行列が絶えないほどの賑わいぶり。
こちらの女性がかき回している大きな鍋に入っているのがホットチョコレート。…