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14日、台北市の総統府で日本メディアと会見する台湾の馬英九総統
【台北時事】台湾の馬英九総統は14日、台北市の総統府で日本メディアと会見し、中国が台湾をアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーから除外すると表明したことについて、「遺憾だ」と述べる一方、引き続き一般メンバーとして加入を目指す考えを表明した。
馬総統はAIIB加入を目指す理由について、環太平洋連携協定(TPP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)への参加、両岸(中台)関係の発展などに有利と指摘。さらに台湾の建設業の海外進出など「多くのビジネスチャンスがある」と語った。
馬総統が「特別なパートナー」と位置付ける日本との関係に関しては、2013年4月の日台漁業協定締結などを例に挙げ、「1972年の断交以来、最も密接だ」と強調。台湾当局が計画している抗日戦争勝利70周年の記念行事については「戦争の残酷さを知り、歴史の教訓を心に刻むこと」が目的だと説明し、「台日関係には影響しない」と理解を求めた。