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[ニューヨーク 31日 ロイター] – 31日の米国株式市場は反落し、ダウ平均は200ドル値下がりした。前日の上げを受けこの日は売りが優勢となった。こうしたなか、四半期ベースではS&P500とナスダックが9四半期連続での上昇となった。
米原油先物CLc1が下落する中で、エネルギー株が相場の最大の足かせの1つになった。S&Pエネルギー株指数.SPNYは0.9%下落し、石油大手エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)は0.7%安。
LPLフィナンシャル(ボストン)の主席市場ストラテジスト、ジョン・キャナリー氏は「今日の相場の動きはドル高、原油安という四半期中の全ての悪材料を反映したものだ。また、いくつかの点で前日の桁外れの上昇からの反動にすぎないとも言える。明日から次の四半期に入り、リスクを取れる新たな投資家もいるため、再び相場が上昇に転じても驚きはない」と話した。
ダウ工業株30種.DJIは200.19ドル(1.11%)安の1万7776.12ドル。
ナスダック総合指数.IXICは46.55ポイント(0.94%)安の4900.89。
S&P総合500種.SPXは18.35ポイント(0.88%)安の2067.89。
3月の月間ではダウ平均は2%安、S&P500が1.7%安、ナスダックが1.3%安となり、3指数そろって下落した。
第1・四半期でみると、ダウ平均は0.3%安となったが、S&P500は0.4%高、ナスダックは3.5%高をつけた。 続く…
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