政治そのほか速
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[ニューヨーク 2日 ロイター] – 2日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して引き続き堅調に推移した。米経済指標がさえない内容だったが、米国と日欧との金融政策の方向性の違いが意識される中、ドル/円JPY=は120円台を回復。ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYも11年ぶりの高値水準に上昇した。
欧州の取引時間帯に発表された2月のドイツとイタリアの製造業購買担当者景気指数(PMI)が上方修正され、2月のユーロ圏消費者物価指数も低下幅を縮小してユーロは一時上昇したが、ドル高でその上昇分をほぼ帳消しにした。欧州中銀(ECB)は5日理事会を開き、国債購入策の詳細を発表するとみられている。
ドル/円は2月12日以来となる120円台に戻り、終盤は0.50%高の120.09円で取引されている。ドル指数は2003年9月以来の高値となる95.514に上昇後、終盤は0.14%高の95.427。またユーロ/ドルEUR=は直近ほぼ横ばいの1.1192ドルとなっている。
ドルの見通しについて、ウェルスファーゴ(セントルイス)の国際ストラテジストのポール・クリストファー氏は「ドルの長期トレンドは上だが、今はもみあいの時期に入っている」とし、「米利上げ時期が早いほど、ドルが短期的に上昇する可能性も高まる」と指摘した。
ただ「日欧で今年成長率が回復する期待感が高まっており、それが米経済のリードを縮めるだろう」との見方も示した。
ドル/円 終値 120.12/14
始値 119.76/77
前営業日終値 119.51/57続く…
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