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2015年3月のジュネーブモーターショーにて世界初公開されたレクサスのコンセプトカー「LF-SA」が話題を集めています。
外観のイメージは、現代の最新トレンドとなっている都市型クロスオーバーで、全長3.5m以下とコンパクト。このサブBセグメントにレクサスというプレミアムブランドが参入する意思表示という点からも見逃せないショーモデルなのです。
ヨーロッパで開発されたデザインスタディ段階のショーモデルですから、具体性を求めるのは気が早いかもしれませんが、発売時期や価格について、多くの希望や期待が渦巻いています。それほど、日本国内でも市場ニーズがありそうな気配なのです。
レクサスというのは言わずと知れたトヨタのプレミアムブランドです。
では、このコンセプトカー「LF-SA」が、もしトヨタの市販モデルをベースとしたレクサス版だとしたら、いくらぐらいの価格になるのでしょうか?
全長3450mmという数字と基本2シーターといえるキャビンの様子から思いつくのは、トヨタの最小モデル「iQ」です。
1.0リッター、1.3リッターのガソリンエンジンを搭載するiQの価格帯は1,326,857円~1,830,857円となっています。
そこにレクサスというブランドと、クロスオーバーという付加価値をプラスすると、どのくらいの価格上昇が妥当でしょうか。
そこでヒントとなるのがトヨタとレクサスで、ほぼ同じパワーユニットを積んだモデルの価格差です。
つまり、トヨタ・プリウスとレクサスCT200hの価格を比べるとブランド付加価値代が見えてきそうです。
●メーカー希望小売価格帯
プリウス:2,232,000円~3,435,428円
CT200h:3,661,714円~4,608,000円
仕様が異なるので単純比較はできませんが、価格帯の上と下で見ると、レクサスの価格イメージは1.3~1.6倍となっています。
つまり、レクサス「LF-SA」がトヨタiQベースだと仮定すると、レクサスの内容に仕上げた段階で200~275万円になると予想されるわけです。
さらにクロスオーバーとしての価値も付加されます。メーカーは違いますが、マツダのデミオとCX-3のディーゼル車で価格を比較することで、プレミアムなクロスオーバーにつけることのできる価値を想像してみましょう。
デミオ・ディーゼルの価格帯はおよそ180~220万円。対してCX-3は235~300万円となっています。…