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[東京 27日 ロイター] – 寄り付きの東京株式市場で日経平均は続落。前日の米国株が下落し外部環境に買い材料が乏しいなか、売り優勢で始まった。だがその後は下げ渋る動きを見せ、足元では前日終値近辺で推移している。
市場では配当落ち分は110円前後と予想されていたが、パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)やソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)など電機株の一角がしっかり。ファーストリテイリング(9983.T: 株価, ニュース, レポート)の上昇も指数を下支えしている。
市場では中東情勢など地政学リスクの意識もくすぶっているが、下げ局面では公的マネーが動くとの期待感が根強い。国内景気や企業業績への期待感も続いており、底堅い展開となるとの指摘も出ている。
寄り付き前営業日比
日経平均.N22519374.72-96.40
日経平均先物中心限月2JNIc1 19380 +90
(長田善行)
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