政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
日本では実感できないが、世界にはまだまだ食糧難の地域がある。そうした中、安い食品が買えて、社会貢献もできるショッピングサイト「KURADASHI.jp 」が2月27日にスタートした。メーカー希望小売価格の最大90%OFFというから驚きだ。
KURADASHI.jpはグラウクス(東京)が開設した社会貢献型サイトで、飲料やレトルト食品など、さまざまな商品を特別価格で購入できる。購入額の3~10%程度を、社会貢献活動に取り組む団体へ寄付する。
同社によると、本来食べられるのに廃棄されている食品廃棄物は、日本国内で年間500~800 万トンに達するという。これは日本のコメ生産量に匹敵し、世界全体の食料援助量の約2倍というから、まさに日本は“飽食国家”。その一方で、世界ではまだ約9 億人が栄養不良状態とされる。
特別価格で提供できるのは、賞味期限が間近だったり、販売を終了する商品、季節商品などのため。パッケージリニューアル前の商品、キャンペーンやプレゼント情報が記載されている商品、ラベルや梱包にダメージがある商品などもある。
これらの商品は、品質には問題がないのに販売されないまま廃棄されてしまうことが多いという。これがそのまま食品ロスとなるわけで「どのメーカーも直面している問題で、日本全体の社会課題」(同社)とされる。
ちなみに賞味期限とは、農林水産省ホームページによると…
ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。ただし、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。
KURADASHI.jpには大手食品メーカーや地方の老舗食品メーカーなど100社以上が協賛し、厳選した約20 商品を掲載。商品は随時更新する。関藤竜也・グラウクス代表取締役は「日常生活のなかでお得に買い物をするだけで、食品ロスや世界の飢餓問題に対して、気軽に社会貢献してもらえる」と話している。