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[東京 23日 ロイター] – 沖縄県の翁長雄志知事は23日午後に県庁で会見し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に向けた名護市辺野古沖での海上作業を停止するよう、沖縄防衛局に指示したことを明らかにした。
会見に同席した沖縄県の広報担当者によると、翁長知事は、政府が7日以内に作業を停止しない場合、前知事が出した岩礁の破砕許可を取り消すこともあると語った。
沖縄県は、防衛局が海底に設置したコンクリートブロックが破砕許可区域外でサンゴ礁を損傷した可能性が高いと指摘していた。
作業の停止指示を検討しているという沖縄県の方針は、一部メディアで事前に報じられていた。菅義偉官房長官は同日午前の会見で、「この期に及んで、報道されていることが検討されているとすれば、はなはだ遺憾。法律に基づいて粛々と工事を進めていきたいというのは全く変わりない」と述べた。
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