政治そのほか速
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満腹のはずなのにお菓子が食べたくなったり、夜食が欲しくなったり……。そんな経験をしたことはありませんか? 体は満腹だけれども食べてしまうというこの行為、実は、ちゃんとした名称があります。
その名も「エモーショナルイーティング」。これは、大きな危険性をはらむ病気です。
今回は、誰しもが一度は経験したことのある、この「エモーショナルイーティング」の危険性と予防法について紹介します。
●体の食欲≠エモーショナルイーティング
では、いったいどんな行為をエモーショナルイーティングと呼ぶのでしょうか? 主に代表される行為は、次の3点です。
・お腹が空いていないのに食べる
・突然味が濃いものや甘いものが欲しくなる
・食べ過ぎだと思っているのに我慢できない
お気付きかもしれませんが、エモーショナルイーティングは文字通り“感情が欲する食欲”です。つまり、体が欲する食欲ではありません。そのため自覚症状がほとんどなく、知らず知らずのうちに陥っていることが多いのです。
この症状に陥ると、朝方の腹痛や胃もたれ、目覚めの悪さや気だるさを起こしやすくなります。さらに症状が進むと食事バランスが保てなくなり体調管理がしにくくなるという、負のスパイラルを生み出すことになります。
「感情のままに行動することが、ストレスフリーでより良い生活を送れることにつながる」
と言う人もいますが、エモーショナルイーティングにおいては完全に正反対の結果をもたらしてしまうのです(関連リンク参照)。
●なぜ、食べ物に手が出てしまうのか?
ではなぜ、エモーショナルイーティングに陥ってしまうのでしょうか? 大きな原因は2つあります。
1つは「ストレス」です。
食欲は、ドーパミン(摂食)とセロトニン(抑制)という2つの神経伝達物質によってバランスを保っています。ストレスが溜まるとドーパミンが分泌過剰となり摂食中枢が刺激される一方で、セロトニンが減少して抑制することができず過食傾向になりやすいといわれています。
そして、もう一つは「食習慣」にあるといわれています。
エモーショナルイーティングによって求めるようになってしまった刺激や欲求は、簡単には治すことができず習慣化されてしまっていることが少なくないようです。そのため、自分ではダメだと分かっていてもつい手が出てしまう――という現象に陥ってしまうと言われています。
また、この習慣によって栄養素が偏り、不足している栄養素を摂取しようと体が求め続けるため、過食がさらに進行してしまうのです。…