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カゴメは、女子栄養大学の三浦理代教授監修の元、全国の男女1,200人に対して「野菜の摂取方法」に関する意識調査を行った。
ふだんの野菜の摂取状況を聞いたところ、81.5%が「野菜を摂取できていると思う」と回答しているが、成人1日の野菜摂取量の目標となる350gを摂取できていると思うと回答した人は半数以下の34.9%にとどまった。更に、バランスよく栄養素を摂取するために「一日30食品を目標に」ができていると思っている人は、わずか29%だった。
調理することで一部の野菜の栄養素の体内での吸収率が高まる理由を正しく答えられた人は、全体のわずか0.75%(9名)で、理解できている人は1%にも満たなかった。最も栄養素がとれる野菜の摂取方法の1位に「サラダ等、生野菜として」(46.6%)が上がるなど、調理することで野菜の一部の栄養素の吸収率が高まることがあまり知られていないことがわかった。
最も頻度の高い野菜摂取方法を聞いたところ、「サラダ等、生野菜として」(48.7%)が最も多く、以下「炒めて、野菜炒などとして」(18.3%)、「煮て、煮物などとして」(15.1%)と続いた。最も好きな野菜の摂取方法を聞いたところ、「サラダ等、生野菜として」(47.2%)、「炒めて、野菜炒などとして」(20.2%)、「煮て、煮物などとして」(15.4%)と、最も頻度の高い野菜摂取方法と同様の結果となった。