政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
*08:39JST 今日の為替市場ポイント:米金利見通しの引き下げでドル買い縮小の可能性
昨日18日のドル・円相場は、東京市場では121円26銭から121円41銭で推移。欧米市場では一時119円30銭まで急落し、120円11銭で取引を終えた。
本日19日のドル・円は120円前後で推移か。米金利見通しの引き下げを意識してリスク選好的なドル買いはやや縮小する見込み。
イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は18日の会見で、「金融政策は将来を視野に入れる必要があり、経済が向かう方向に合わせて適切な政策を整えることを望んでいる」と語った。
市場関係者の一部は、利上げ開始は6月ではなく9月になると予想している。米連邦公開市場委員会(FOMC)が発表した参加者の予測(中央値)によると、フェデラルファンド(FF/政策金利)の誘導目標は2015年末に0.625%に下方修正されている。また、2016年末のFFレートは1.875%と予測されており、従来予想の2.5%から引き下げられた。
6月に利上げが開始される可能性はあるが、経済情勢に大きな変化が生じた場合、利上げ停止の可能性は残されている。イエレンFRB議長は「ドル高は、輸出鈍化の一因、輸入価格を押し下げる」と述べており、市場関係者の間からは、金利見通しを引き下げたのはドル高の影響を考慮したことが要因ではないか、との声が聞かれている。
《KO》