政治そのほか速
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*08:02JST 日本株見通し:ドル下落でやや利食い優勢か、市場の関心は任天堂へ
19日の東京市場はやや利食い優勢の展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが220ドル超の上昇となった。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り「辛抱強くなれる」との文言は声明文から削除された。ただし、利上げのタイミングについては今後の経済状況次第であることを強調。また、2015年のGDP成長率を下方修正したことから、早期利上げ観測が後退したことが材料視されていた。
もっとも、経済見通しの引き下げを受けてドルが下落したことから、最高値を更新しているトヨタ自<7203>など自動車やハイテク企業など、足元で強い動きをみせていた主力大型株には上値の重しになりそう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の19395円だったこともあり、利食いが先行しやすいか。原油先物相場が7営業日ぶりに反発していることもあり、足元で弱い値動きが続いていた資源株などの下支えが期待されるところ。
一方で、TOPIXは強い動きが続きそうである。18日にストップ高をつけている任天堂<7974>だが、ADR(米国預託証券)では連日で20%を超える上昇となっている。市場はスマートフォンゲーム事業への参入を高く評価。これがTOPIXを下支えするほか、関連銘柄への波及効果も意識されるところである。
なお、ここ数日は後場に入り、先物主導によるインデックスに絡んだ商いによって強含む展開が続いている。利食い先行となりそうだが、新規の売りポジションは避けておきたいだろう。
《TN》