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世界最高峰のスーパーカーとして10年間、世界中の道をかけぬけたブガッティ・ヴェイロン。その歴史を追った動画「Celebrating an Icon: 10 Years Bugatti Veyron 16.4」が公開されている。
クローズドクーペの300台、タルガトップオープンの150台。計450台しか生産されなかった量産車両の頂点。そこにはどんな世界があったのか。
乗っている人、みんな笑顔だ!
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今まで様々な車両のハンドルを握ってきた。ときにはレーシングカーもドライブしてきた名だたる世界的モータージャーナリストたちが、ヴェイロンのコックピットの中ではまるで子供のようにはしゃぎ、笑い、その興奮を伝えている。
431.072km/hというギネスの量産車最高速記録を持つ車両は、人間を幸せにしてくれる最高級のドライバーズカーでもあるようだ。
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ところで歴史を振り返ると、 2005年以前にもブガッティ ヴェイロンの影が見てとれる。スーパーカー/エキゾチックカーといえばフェラーリ、ランボルギーニもしくはポルシェ。
そんな風潮が色濃かった1999年のフランクフルトモーターショーでひと目みたら忘れられないオーラを放つコンセプトカーが展示されていた。
その名前がEB18/3 シロン。そして同年の東京モーターショーで同じくコンセプトモデルとしてEB18/4 ヴェイロンが公開される。さらに遡れば、1998年のEB118にも独特なグリルとライトの位置関係にヴェイロンのルーツを見ることができる。
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そして2005年。ブガッティ・ヴェイロン16.4はフォルクスワーゲングループ全体のフラッグシップモデルとしてリリースされ る。
以後アルミとカーボン地がギラりと光るクリア塗装のPur Sang、エルメスレザーが奢られたFbg par Hermès、タルガトップのGrand Sport、モアパワーなSuper Sportなど数多くのバリエーションモデルを展開。そしてついに2015年、最終モデルのLa Finaleがリリースされた。
1億を超えるスーパーカーの世界を切り開いた新生ブガッティの第一幕は閉じた。そして、ここからはじまる次世代ブガッティはどのような世界を僕らに見せてくれるのだろうか。
(武者良太)