政治そのほか速
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[東京 15日 ロイター] – 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落。前日の米国株は高安まちまちだったが、1ドル119円台へと円高に振れた為替が重しとなり、トヨタ(7203.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)、パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)など輸出株の一角が売られている。
もっとも下がれば押し目買いや日銀によるETF(上場投資信託)買い入れなどへの期待が高まりやすく、底堅さは維持するとみられている。
寄り付き 前営業日比
日経平均.N22519838.53 -70.15
日経平均先物中心限月2JNIc1 19850-60
(杉山容俊)
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[ワシントン 14日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)は14日に公表した最新の世界経済見通しで、このところの外国為替相場の動きは、特に日本と欧州の経済の支援要因となり、世界経済全体の押し上げ要因になるとの見方を示した。
IMFは日本の2015年の成長率予想を1.0%、16年を1.2%とし、双方とも前回1月の見通しから0.4%ポイント上方修正した。ユーロ圏については2015年は1.5%、16年は1.6%とし、前回からそれぞれ0.3%ポイントと0.2%ポイント引き上げた。
2015年の世界成長率予想については3.5%とし、前回1月の予想を維持。ユーロ圏とインドで成長が加速するものの、ロシアやブラジルなどの主要新興国が低調となることから相殺されると予想した。
地政学リスクや金融の不安定性などのリスクが数多く存在することから不透明感は強く、景気回復は引き続き「緩やかで一様ではない」との見方を示した。
ただ、2016年の世界成長率予想は3.8%とし、前回の3.7%から上方修正した。
このところのドルの対ユーロ・円での急上昇については、今週ワシントンで開催されるIMF・世銀春季総会で主な議題として取り上げあげられる見通し。
IMFは、米連邦準備理事会(FRB)は利上げに向け準備を進めるなか、欧州中央銀行(ECB)と日銀が金融刺激策を維持してており、外為市場の動きのほぼすべてがこうした金融政策の方向性の相違に起因するものになっていると指摘。
為替効果は特に経済の足腰がなお弱いユーロ圏と日本で需要を支援する要因となり、世界的な経済成長の底上げにつながるとの見方を示した。続く…
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[ニューヨーク 14日 ロイター] – 米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は14日、デトロイトやストックトン(カリフォルニア州)の財政破綻について、現在の債券格付けが示唆するよりも、問題がより広範囲に及んでいることを示す前兆とも考えられると指摘した。
地方自治体の破綻について定めた米連邦破産法第9条に関する非公開のワークショップで行った講演の原稿が公表された。
ダドリー総裁は「破綻以外に選択肢がないところまで追い込まれる前に、その根本にある問題に対処する必要がある」との見方を示した。
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[オタワ 14日 ロイター] – カナダ財務省高官は14日、中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、カナダ政府が参加を積極的に検討していることを明らかにした。
ただ、カナダ政府はAIIBの企業統治がこうした機関に求められる高い水準を満たしていることを確認したいとした。
また、今週ワシントンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議については、外国為替市場でのリスクの高まりなどが議題に上るとの見方を示した。
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[14日 ロイター] – 米医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N: 株価, 企業情報, レポート)は14日、ドル高が海外事業の収益を引き続き圧迫するとし、通年の利益見通しを引き下げた。
同日発表した第1・四半期決算は減収減益となったものの、特別項目を除く1株利益と売上高が市場予想を上回ったことから、米株式市場で、J&Jの株価は小高く推移している。
J&Jは、通年利益見通しを1株当たり6.04─6.19ドルとし、従来予想の6.12─6.27ドルから引き下げた。トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想は6.16ドル。
2014年は海外での売上高が全体の半分以上を占めた。
第1・四半期決算は、純利益が前年同期比8.6%減の43億2000万ドル(1株当たり1.53ドル)となった。
特別項目を除く1株利益は1.56ドルと、市場予想の1.54ドルを上回った。
総売上高は4.1%減の173億7000万ドル。市場予想は173億1000万ドルだった。
海外での売上高は約12.4%減の86億8000万ドル。ドル高の影響がなければ、1%増となっていたもよう。
*内容と写真、配信カテゴリーを追加して再送します。
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