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未記載だったのは少なくとも48店舗で17万3515件に上るという。親会社の「ツルハホールディングス」(HD・札幌市)の堀川政司(まさし)社長らは同日、札幌市で記者会見し、今後の調査で薬歴未記載による診療報酬の不適切請求が判明すれば、返還する方針を示した。
鎌ヶ谷市内で記者会見した「くすりの福太郎」の小川久哉社長らによると、2013年3月、店舗の一つから「薬歴の入力が滞っている」と報告があり、69店舗を対象に内部調査を行ったところ、48店舗で計17万3515件の薬歴の未入力が発覚。同年8月までに滞っていた分の入力を終え、今年1月にはツルハHDからも薬歴の未記載の指摘があり、追加の入力を済ませたという。薬歴が未記載の状態で薬を処方したことによる健康被害の報告はないという。
診療報酬の中には、調剤薬局に患者の薬歴を記録するよう促すための「薬剤服用歴管理指導料」があり、調剤薬局には処方1件あたり原則410円の診療報酬が支払われる。厚生労働省は今後、くすりの福太郎側からの報告を待ち、必要があれば報酬の返還を求める。
小川社長は会見で「ご心配、ご迷惑をかけて申し訳ない。親会社の調査に協力し、状況が落ち着けば責任を取る」と述べた。