政治そのほか速
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映像に付けられたメッセージでは、後藤さんの解放には、ヨルダンで拘束中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放が必要だとし、ヨルダン政府に対し、24時間以内に同死刑囚を釈放するよう求めた。応じなければ、後藤さんと拘束されているヨルダン軍のパイロットのムアズ・カサースベ氏が殺害されると説明した。後藤さんの解放に向け、ヨルダン、日本両政府は難しい対応を迫られることになった。
映像は、日本時間27日午後11時頃に投稿が確認されており、ここを起点とすれば、日本時間28日午後11時頃に期限を迎える。
日本政府高官は28日未明、「映像を分析した結果、後藤さん本人である信ぴょう性は高いと判断した」と述べた。
映像は1分50秒の長さで、「家族と日本政府にあてた後藤健二の2回目の公開メッセージ」との画面で始まる。24日の映像と同様、男性の静止画像と英語による音声メッセージが流されている。今回は、イスラム国に拘束されているヨルダン軍パイロットとみられる男性の写真を手にしている。
メッセージでは、「これは私の最後のメッセージになると言われた」とした。「私の自由を阻む障害は、ヨルダン政府がサジダ(・リシャウィ死刑囚)の引き渡しを遅らせていることだと言われた」と述べ、前回映像でも求めたヨルダン当局による同死刑囚の釈放を改めて要求した。
そのうえで、ヨルダン政府が応じなければ「パイロットは死ぬことになる。その後に私が殺されるだろう。私には24時間しか残されていない。我々を死なせないでくれ」とし、リシャウィ死刑囚の釈放が24時間以内に実現しなければ、自らとパイロットの双方が殺害されるとの認識を強調。「ボールは今、ヨルダン側にある」と結び、ヨルダン政府の決断を訴えた。