政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
過激派組織「イスラム国」メンバーの通称「ジハーディ・ジョン」=同組織が公開した映像より(AFP=時事)
【ロンドン時事】英スカイテレビは10日、過激派組織「イスラム国」メンバーの通称「ジハーディ・ジョン」が、ジャーナリスト後藤健二さんを殺害した様子を目撃したと話す同組織元通訳のインタビューを報じた。元通訳は、黒い覆面姿で映像に登場する「ジョン」がロンドン出身の英国人モハメド・エムワジ容疑者に間違いないと証言した。
〔写真特集〕日本人人質事件~過激派組織「イスラム国」~
元通訳は「サレ」という名前の男性で、イスラム国脱出後にトルコに逃亡。トルコ国内の潜伏先で、顔をスカーフで隠してインタビューに応じた。
その中で「ケンジ・ゴトウが殺された時、少し遠くからそれを見た。殺害後、3人か4人がやって来て遺体を車に乗せた。その後、ジョンは別の方向に向かった」と証言。また「(現場では)ジョンが大親分で、彼が命令を出し、ほかが従う。シリア人は(イスラム国の)誰でも殺せるが、外国人はジョンだけだ」とも述べた。
サレ氏によると、外国人人質に対しては殺害前に何度も「模擬処刑」が行われ、「ビデオ撮影だけで、殺すことはない。(出身国の)政府がシリアを攻撃するのを止めさせるだけで、あなたはわれわれのお客だ」と言い聞かせることになっているという。スカイテレビは「映像の中で多くの人質が落ち着いた様子に見えるのはこのためとみられる」と伝えた。