45歳とは思えぬ体のラインに美しい顔、昔と変わらぬ高くてカワイイ声。最近の森高千里といえば、イケてる年の取り方をしている代表的な人物である。

　3月19日に放送された「5時に夢中！」（TOKYO MX）では、森高千里が4月から始まる音楽番組「水曜歌謡祭」（フジテレビ系）のMCとなるという新聞記事が紹介された。その記事によると、森高はママになってもキレイで世間の40代、50代夫の「理想の妻」とされているとか。

　■「だいたいにおいて、夫婦っていうのは鏡」

　これを受けコメンテーターの中瀬ゆかりは、森高を理想妻とする世間の夫らに対し「オマエらが江口洋介になってから言え！」と発言。さらに中瀬は、

　「カップルで美しいわけですよね。片方だけが突出するというのはない。だいたいにおいて、夫婦っていうのは鏡。妻がババアになったならオマエ（夫）もジジイになってんだ」

　と永六輔のような論調で意見すると、同じくコメンテーターの岩井志麻子も「ゆかりちゃん（中瀬のこと）が言うようにすんごいアンバランスな夫婦ってあんまりいない」と同意した。

　確かに中瀬が言うように、夫婦は同等の魅力度であることが多い。それに夫も妻も同じように年を取っていくのだからお互い老いていくのは自然なことである。それなのに妻だけが若々しくいろとか美しくいろとか要求されるのはいかがなものか。

　妻に森高的若々しさと美しさを求めるなら、オマエら夫ももっと頑張れよ！とりあげずその腹、その薄らハゲ、目ん玉ひんむいてちゃんと鏡で見てみなさいよ、と言いたいのである。ついでにその加齢臭もどうにかしろよマジ公害、とか思うのである。きっと、江口洋介からは加齢臭なんて今もこの先にも一切発生しないのであろう。森高千里は夫が江口洋介だから、森高千里でいられるのである。

　■生ビールでなく「モヒート」を頼め

　しかし森高、「私がオバさんになっても」という曲を歌っていた当時、歌手の中でもトップレベルのその美しさがゆえ、どうせこの人も実際にオバさんになったら（男性）ファンはがっかりするんだろうなぁと思わせていたが、オバさんと言われる年になった現在も変わらず美しい。

　「オバさんになったらビキニはとても無理。若い子には負けるわ♪」

　と歌っていたが、あの体なら今でも余裕で着こなせるだろう。むしろ若い子のほうが負けると思う。何度も繰り返すが、それはやはり夫が江口洋介だからである。

　つい先日も、インドネシア料理が評判のおしゃれカフェで森高＆江口がラブラブ夫婦デートをしていたらしい。ミントたっぷりのモヒートカクテルで乾杯していたらしい。ほらみろ、江口と同年代の夫らよ、江口を見習え。喫茶店ではなく「おしゃれカフェ」に妻を連れてけ。生ビールではなく「モヒート」を頼め。（文：みゆくらけん）

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