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天皇陛下の側近のトップである侍従長の交代が、24日、閣議決定されました。
現在、侍従長を務める川島裕氏(72)が勇退し、後任に宮内庁の河相周夫式部官長を充てる人事が、24日、閣議決定されました。
川島侍従長は、2001年に外務事務次官を退官した後、2003年に式部官長に就任。その後、2007年6月からおよそ7年11か月にわたり、侍従長を務めていました。
在任中は、両陛下の慰霊を目的とした初めての海外訪問となるサイパン訪問や、東日本大震災以降の被災地訪問などを支えました。今回、両陛下が、戦没者の慰霊のためのパラオ訪問を無事に終えられたことなどから、この時期での交代を判断したとみられています。
新たに侍従長となる河相氏は、前の外務事務次官で、去年9月から儀式や外国との交際などを取り仕切る式部官長を務めていました。
天皇陛下が即位されてから、侍従長は4人目となります。(24日20:28)