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東京板橋区の小学校で、教員が成績表のデータが入っていたUSBメモリーを紛失していたことが分かりました。メモリーにはパスワードが設定されていて、いまのところ個人情報の漏れは確認出来ていないということです。
今月23日、板橋区にある区立の小学校で、20代の教員が生徒の成績表のデータを作成した際、データが入ったUSBメモリーを紛失していたことが分かりました。
学校によりますと、教員はデータを個人用のパソコンで作成し、その後、USBメモリーを使って共用パソコンに移したうえで作業していたということです。作業後、教員は帰宅しましたが、USBメモリーを共用パソコンから抜いたかどうか忘れてしまい、学校に戻って探したものの見つかりませんでした。
USBメモリーには2年生の1クラス32名分の名前や各教科の成績データなどが入っているということですが、パスワードがかかっていてこれまでのところ個人情報の漏れは確認できていないということです。
板橋区教育委員会は「全校教職員に個人情報の管理を徹底するとともに、再発防止に努める」などとしています。(31日17:25)