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北海道では11年ぶりにオーロラが観測されたという嬉しいニュースが舞い込んできたが、米航空宇宙局(NASA)は18日、火星の軌道をまわる無人探査機「メイブン」が昨年12月末に、北半球の上空でオーロラを観測したと発表した。
昨年9月に火星の軌道に到着した探査機メイブンは、12月21日から25日までの5日間、紫色のオーロラを観測。研究者は「クリスマスの光」と名付けた。
コロラド大学の研究チームは「地球で観測されるオーロラよりも、ずっと低い位置で見られる。太陽から流れてくるプラズマ粒子のエネルギーが相当強く、火星の薄い大気と衝突して発光しているのだろう」と推測している。
さらに火星の上空150~300キロでは一時的に、ちりでできた雲も観測された。これまで予想されていなかった現象で、火星を回る衛星の「フォボス」と「ダイモス」から飛来した可能性もあるが、発生源は謎で研究者の間で議論を呼んでいる。
NASAは、メイブンなど火星探査機の機器類に、このちりによる影響はなかったとコメントしている。