第３回国連防災世界会議の開会式で、演説する安倍晋三首相＝１４日午前、仙台市青葉区の仙台国際センター

　 　安倍晋三首相は１４日午前、仙台市で行われた国連防災世界会議の開会式であいさつし、世界各国を襲う自然災害に関し、「これらの教訓を共有し、つないでいくことは大切だ」と強調した。その上で「同時代における各地での経験、教訓を分かち合いながら、各国の取り組み、最新技術の活用などを議論し、今後の枠組みを策定する」と述べた。
　　首相はまた、「東北地方の豊かな自然、歴史、文化、食、人々の暮らしといった魅力をぜひ堪能いただきたい。東北の各地に訪問いただければ、復興への励みになる。皆さまを大歓迎したい」と参加者に呼び掛けた。