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自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害が疑われる児童にロボットの世話をさせて、コミュニケーション力や学習意欲の向上につなげようという実験が4月から始まる。名古屋大や名古屋工業大、中京大などのチームが24日、発表した。
発達障害とはっきり診断できない児童はしかられ、自尊心を失うと学習意欲が低下したり、暴力的になったりする「2次障害」に発展するという。チームは「ロボットに教える行為が児童の自己肯定感を高め、2次障害を防げるのでは」と期待している。
実験には、発達障害児の学習・交流施設「ひかりキッズ」(岐阜市)を運営する岐阜創発研究会が協力する。