政治そのほか速
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窓の外で火花が飛び散り、ドーンという衝撃とともに、機内に煙が充満し、真っ暗になった――。
広島空港(広島県三原市)で14日夜に起きたアシアナ航空162便のオーバーラン事故。着陸した方向と逆向きに停止し、翼も大きく破損した機体から、脱出用シューターを使い、逃げ出した乗客は、恐怖の体験を口々に語った。小雨は降っているものの、風もほとんどなかったとされる空港でなぜ事故が起きたのか。専門家からは天候の急変や人的なミスの可能性を指摘する声が上がった。
機内前方に座っていた広島市の会社員男性(29)は、着陸の10分ほど前から激しい横揺れを感じていたといい、「その直後、機体がいきなり2回、ガクンと高度を下げた」と語った。
後方の座席だった男性らによると、着陸の瞬間、ドーンという大きな音が鳴り響き、機体は大きく2度ほど弾んだ。「窓から外を見ると翼が折れているように見えた」。機体から火花が上がり、客室乗務員や乗客の悲鳴が上がる中、機内の照明は消え、煙や焦げたような臭いが広がった。