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東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染廃棄物をめぐり、環境省は10日、田村市都路地区の仮置き場から、大熊町の中間貯蔵施設予定地にある保管場に廃棄物を輸送した。都路地区は昨年4月に避難指示が解除されており、避難区域外で住民が生活する地域から廃棄物を運び出すのは初。
環境省によると、この日は4台の大型トラックを使って計24袋の廃棄物を仮置き場から搬出。今後、5月下旬までに都路地区の仮置き場4カ所から、計千トンの廃棄物を保管場に運び込む予定。