政治そのほか速
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金融機関で多額の現金を引き出そうとする高齢者に、現金化に本人確認が求められる預金小切手の利用を窓口で促す仕組みだ。官民挙げた対策での被害防止が期待される。
「すぐにお金が必要なんです」。昨年12月、浜松市の金融機関の窓口に、93歳の女性が慌てて駆け込んだ。
「おいっ子が自宅に取りに来るので、300万円を引き出して」。お年寄りによる多額の引き出しだったので、職員は現金ではなく同額の預金小切手の利用を勧めた。預金小切手が犯人グループに渡っても、おいでなければ現金化できないためだ。
女性が現金での引き出しにこだわったため、職員は警察に連絡。警察が女性の親族に連絡を取ると、詐欺だったことが判明した。女性はおいを名乗る男から「会社の金を着服して、監査が近いのでばれそう」などと言われ、信じたという。