およそ１５０人の振り込め詐欺グループを率いていたとみられる日下和也容疑者（３４）ら２人が、警視庁に逮捕されました。
　　日下容疑者らは去年７月、東京・東久留米市に住む無職の女性（７１）の自宅に「会社の取り引きで使う小切手をなくした」などとウソの電話をかけ、４００万円をだまし取った疑いが持たれています。
　
　　日下容疑者は現金の受け取り役１００人、だまし役３０人など、１５０人規模の詐欺グループの統括をしていて、中には「詐欺の伝道師」と呼ばれるだまし役もいたということです。
　
　　取り調べに対し、日下容疑者は黙秘していますが、警視庁は、この詐欺グループが、おととし３月から１年半の間に、およそ３億円をだまし取っていたとみて追及しています。（26日17:53）