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名古屋大などの研究グループは20日、東京電力福島第1原発2号機の原子炉内部を、宇宙線を利用して透視することに成功したと発表した。測定結果から炉心溶融が裏付けられたとしている。
特殊な写真フィルムで、宇宙線が大気に衝突した際に生じる「ミュー粒子」の量と飛来方向の分布を測定。事故後も燃料が残っている5号機と比較した結果、2号機の炉心部分の物質量が明らかに少なく、溶融が裏付けられたという。
名古屋大の森島邦博特任助教(35)は「今後、原子炉内の燃料の残存量や場所などを把握することで、燃料を取り出す方法の検討に役立つだろう」と話している。