川崎市の団地で７９歳の母親を殺害したとして、交番に自首してきた５１歳の次男が逮捕されました。
　　１２日午後３時ごろ、川崎市多摩区にある交番に「母親を殺した」と男が自首しました。警察官が男の自宅を調べたところ、同居する母親・山倉喜子さん（７９）が仰向けに倒れ、死亡しているのを見つけました。
　
　　警察は、現場の状況などから、自首してきた次男で無職の隆史容疑者（５１）を殺人の疑いで逮捕しました。
　
　　取り調べに対し、隆史容疑者は、自身が病気を患っているとしたうえで、「高齢の母親に先立たれ、取り残されることを思うと、将来を悲観して殺害した。自分も死のうと思った」などと容疑を認めていて、警察は経緯を調べています。（13日10:40）