政治そのほか速
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山口県下関市の中尾友昭市長が下関市立大大学院に提出した論文が不合格となった。市長は結果に反発していたが、16日の会見で「受け入れるしかない」と述べた。また「設置者として圧力をかけたことはない」と語り、判定見直しへの働きかけは否定した。
中尾市長は市長就任後の2011年に市立大大学院経済学研究科に入学。「下関市における地域内分権への挑戦」をテーマに、社会人学生を対象にした論文を修士課程に提出した。しかし、3月4日の学内審査で、合格に必要な3分の2の承認を得られなかった。
これを受けて、9日の会見で「一学生に徹して誠心誠意やってきた。嫌がらせとしか思えない」などと発言。学長と面会して判定に納得がいかないことを伝えたほか、大学側に情報公開請求する意向を示していた。
16日の会見では「内容には自信があるが、審査は覆らないので受け入れるしかない。院生個人と大学設置者とを混乱して、市民にご迷惑をかけた」と謝罪した。今後は市内の別の大学で研究を続けたいとしている。【仲田力行】