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大分県別府市の認可外保育施設「秋葉保育園」で昨年夏から今年1月にかけて、30代の男性職員が男児4人を、ベビーベッド下の収納スペースに閉じ込めたり、市販されている迷子防止用のひもでつないだりする行為を複数回繰り返していたことが分かった。県は今月3日、文書で改善を指導した。県によると、県の聴取に、男性職員は「しつけや危険回避のつもりでやった」と話したが、1月末に依願退職した。
県によると、男性職員は2人体制の泊まり保育時間中の午後6〜8時に補助的に勤務していた。県が男性職員や園から事情を聴いたところ、1〜4歳の男児4人に対して▽騒いだ時にベッド下の収納スペースに閉じ込めた▽就寝前に動きを抑えるため迷子ひもでつないだ▽丸めた新聞紙でたたいたり、平手でたたくまねをした−−ことなどを確認した。男性職員は閉じ込めたりした際、同僚の50代の女性職員に相談していたという。
県福祉保健部監査指導室の大戸英輔室長は「一連の行為は児童の人権への配慮が、施設全体として十分でない」と話している。一方、同園の川崎礼子園長は「行き過ぎた行為だった。勉強会などを通じて保護者と子どもに不安を与えないように再発防止に努めたい」と話した。月1回子どもの人権について学ぶ研修会を実施する予定。【浅川大樹、古田健治】