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JR山手線で架線を支える柱が倒れ、同線や京浜東北線の一部区間で9時間以上にわたり運転を見合わせた問題で、JR東日本は10日深夜に支柱の傾きを確認して作業員を手配したが、週末を挟んでいたために作業員を十分に集められず、工事を3日後に先延ばししていたことが関係者への取材で分かった。
関係者によると、同社は10日深夜に神田―秋葉原駅間で支柱付近を工事した際に傾きに気付き、施工会社に緊急手配をかけた。しかし金曜日だったため、必要とされる数十人の作業員が確保できず、週明けの13日に工事を行うことを決めた。
緊急度が高いと判断したケースでは、施工会社以外にも要請して人手を集めることもあるが、今回は「倒れるほどの傾きではない」と判断して先延ばししたという。
JR東は土日に作業を行わなかったことについて「判断が甘かった。迷惑をお掛けして申し訳ない」と話している。
また同社は13日、倒れた支柱などと同じ構造を持つ約5万か所を中心に緊急点検をするよう支社に指示を出した。JR品川駅付近では、作業着姿の社員ら数人が柱の傾きの有無などを目視でチェックしていた。