政治そのほか速
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12日午前のPM2.5濃度は、九州や中国地方で環境基準値(35マイクログラム/㎥以下)をやや超えている測定局が多くなっている。現在、山口県の全域と福岡市には注意情報(1日平均値が35マイクログラム/㎥を超えると予想される)が発表されている。
12日午前7時現在の各地のPM2.5測定値は、長崎県対馬市で64マイクログラム/㎥、山口県山陽小野田市で59マイクログラム/㎥、福岡県北九州市若松区で58マイクログラム/㎥などとなっており、九州や中国地方で環境基準値(35マイクログラム/㎥以下)をやや超えている測定局が多くなっている。
今日は、冬型の気圧配置が続く。全国的に西寄りの風が強く吹き、汚染物質は滞留しにくい。このためPM2.5濃度は、日本海側の一部の地域や九州や沖縄地方はやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところあるが、その他の地域では日中はおおむね低い(35マイクログラム/㎥以下)予想となっている。
明日の濃度は、北海道と東北北部では低い(35マイクログラム/㎥以下)予想となっているが、その他の地域はやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところが多く、中国地方では昼過ぎから夕方にかけて一時高く(50超~70マイクログラム/㎥以下)なるところがある見込み。
PM2.5については、国の基準値である1日平均値で35マイクログラム/㎥を超えた場合、呼吸器系およびアレルギー疾患のある人を対象に、外出時のマスク着用、また帰宅時の目洗い、うがいなどを促している。
PM2.5の1日平均値が70マイクログラム/㎥を超過した場合にはすべての人を対象に、外出や激しい運動を控え、部屋の換気などを最小限にすることなどを呼びかけている。
■各地方の詳細情報については、PM2.5マップでご覧ください。