政治そのほか速
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東京電力は10日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器に同日投入したロボットが何らかのトラブルで作業中に停止し、走行不能になったと発表した。故障によるものか、障害物によるものかなど原因は不明。調査チームがロボットの回収を試みている。溶融燃料の取り出しに向け期待されている調査だが、初日からつまずいた形だ。
東電によると、この日は格納容器内の1階部分の半周約20メートルを往復する予定で、午前11時20分ごろ走行を開始した。しかし午後2時10分ごろ、往路の約3分の2を進んだ地点でロボットが止まった。作業員がケーブルを引っ張るなどしたが、動かなかったという。
◇「ヒラメ裁判官はいらない」発言で話題に
町田顕さん78歳(まちだ・あきら=元最高裁長官)5日、病気のため死去。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会を後日開く。
東京大法学部卒業後、1961年判事補任官。千葉地裁所長、福岡、東京両高裁長官を経て2000年に最高裁判事就任。02年11月〜06年10月、第15代最高裁長官を務めた。
長官時代に8件の大法廷判決に関与し、在外邦人が選挙権を求めた訴訟では05年9月、投票を制限していた公職選挙法の規定を違憲と判断。国の立法不作為も認めて賠償を命じた。また、日本国籍がない公務員の管理職試験受験を制限する国籍条項を巡る訴訟では05年1月、規定を合憲とする判決を出した。
裁判実務と司法行政の双方に精通していると評価され、長官在任中は裁判員法の成立など司法制度改革に取り組んだ。新任判事補の辞令交付式で「(上司の顔色をうかがう)ヒラメ裁判官はいらない」と発言し、話題になった。
2014年度に国土交通省に届けられた自動車のリコール(回収・無償修理)の対象台数は過去最多の955万7888台だったと10日、同省が発表した。タカタ製エアバッグの欠陥問題と大規模リコールが増えたことが主要因。1969年のリコール制度導入以降、最多だった13年度から約158万台の大幅増となった。
国交省によると、タカタ製エアバッグの欠陥問題では、14年度にホンダ、トヨタ自動車、日産自動車などが計約219万6000台をリコール。総対象台数の2割を占めた。
また、共通部品を複数の車種で使う傾向が強まった影響で、大規模リコールの届け出も増えた。昨年4月、運転座席の不具合でトヨタが「ヴィッツ」など4車種、計約92万台をリコールするなど、対象台数が50万台を超えるリコールが計5件(計約373万台)に上り、総対象台数を押し上げた。【佐藤賢二郎】
放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は10日、NHKの報道番組「クローズアップ現代」のやらせ疑惑問題について討議し、「難しい事案」だとして、NHKが設置した調査委員会の最終報告を見た上で、審議・審理入りの是非を判断することを決めた。
川端委員長は「(現時点では)事実関係がはっきりしないが、放送倫理上、いろいろ問題があるのではとの意見が出た」と話した。
各国のイスラム教徒と日本の諸宗教の関係者による対話会議が10日、東京都内で開かれ、イスラム過激派によるテロや紛争に対し「イスラム国などの過激派組織による暴力・殺りく行為は、イスラムの平和と慈悲の教えに反するものとして非難する」とする声明を採択した。
宗教間の対話で平和構築を目指す世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会と、世界イスラーム連盟(MWL、本部メッカ)が主催した。日本の外務省も後援した。
会議には、MWL加盟の7カ国27人と、日本の約300人が参加。「平和のための共通ビジョンを求めて」をテーマに、9日から2日間にわたって議論した。