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ベルギーのフラワーアーティスト、ダニエル・オスト氏の作品展「倉敷 ダニエル・オストの花と心」(実行委主催)が1日、倉敷市美観地区
で開幕した。白壁のまちを代表する建造物が花と草木で壮麗に彩られ、大勢のファンが堪能した。4日まで。
オスト氏は、世界の歴史的建造物で数多くの作品を発表。今回はこれまで非公開とされてきた大原家本邸(国重要文化財・旧大原家住宅)
をはじめ、旧別邸・有隣荘、大原美術館工芸・東洋館中庭=いずれも同市中央=を会場に選んだ。
白壁、なまこ壁、倉敷格子といった伝統的な町家造りの本邸の土間では、備前焼の大がめにサンゴミズキの真っ赤な枝やオレンジの花を
あしらった大作が圧倒的な存在感を放つ。ほかにも軒下から試験管に挿した黄色のスイートピーを無数につるしたり、壁の前にらせん状に
した竹を連ねるなど独創的な発想で「東洋と西洋の融合」を表現している。
有隣荘では「テーブルセッティング」として食卓などを草木と花で彩り豊かに装飾。美術館中庭は、花を浮かべた水槽とコケの築山を
組み合わせ、全体を壮大なスケールで演出している。
作品によって醸し出される多彩な“空間美”が、来場者を魅了。倉敷市の会社員女性(40)は「華やかなのに、わびさびを感じる。歴史を
刻んだ和の建物がまた違う表情になりますね」と話していた。
ソース(山陽新聞) http://www.sanyonews.jp/article/140604
写真・漫画・動画=伝統的建物を彩る壮麗な作品に見入る来場者=倉敷市中央、大原家本邸
http://www.sanyonews.jp/image/box/05c41c60428434be40194619a4e0b756.jpg