洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」などを全国に展開する「シュゼット」（西宮市）は、昨年、焼き菓子「フィナンシェ」の年間販売個数がギネス世界記録に認定されたことを記念し、１５日、芦屋市公光町の「アンリ・シャルパンティエ」芦屋本店で、ギネス世界記録認定証授与式を開いた。

　フィナンシェは同社を代表する商品の一つ。今回は、平成２４年１０月～２５年９月、計２３６６万４３２７個を売り上げたことが世界一と認められ、昨年１２月、「最新年度でもっとも売れているフィナンシェ」としてギネス世界記録に認定された。

　この日の授与式には関係者ら約２０人が参加。同社の蟻田剛毅社長（４０）が「記録を達成してうれしいという気持ちと、これからもっとすばらしい商品を作らなければという決意でいっぱいです」とあいさつ。その後、ギネスワールドレコーズジャパンのヴィハーグ・クルシュレーシュタ氏から認定証が手渡されると、蟻田社長らは笑顔で受け取った。

　認定証は１５日から約１カ月間、同店で飾られる。