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はるか遠くの宇宙で起きた一つの超新星爆発の光が4か所に出現した珍しい瞬間をとらえたと、米カリフォルニア大などの研究チームが6日付の米科学誌サイエンスに発表した。
光が強い重力の影響で曲がる「重力レンズ」という現象の効果で、超新星爆発で観測されたのは初めてという。重力レンズはアインシュタインが100年前に発表した一般相対性理論から予言され、後に実証された。
超新星爆発は、重い星が大爆発する現象で、明るい光を放つ。研究チームが、ハッブル宇宙望遠鏡が昨年11月に撮影した画像を分析したところ、地球から93億光年離れた宇宙で起きた超新星爆発の光が、4か所に分かれて写っていた。地球から50億光年離れた銀河や銀河団の重力がレンズの役割を果たしているという。 光は重力レンズの効果で様々な経路を通り、地球に届くまでの時間も異なると考えられるため、研究チームは同じ超新星爆発の別の光が「10年以内に出現するだろう」とみている。