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スマホ利用者の9割が「スマホ代は高い」、でも“格安スマホ”はイロイロ不安

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スマホ利用者の9割が「スマホ代は高い」、でも“格安スマホ”はイロイロ不安

 スマホ利用者の9割が「スマホ代は高い」、でも“格安スマホ”はイロイロ不安

 ケイ・オプティコムは、スマートフォン利用者を対象として、スマートフォンの料金や“格安スマホ”などと呼ばれる MVNO サービスに関する意識調査を実施した。それによると、ユーザーの88%はスマートフォン利用時の月額料金を「高いと思う」と答えた。
 
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 実際に現在支払っている月額料金帯のうち、選択者がもっとも多かったのは「7,000円以上8,000円未満」で、23%がこの範囲に入っていた。以下、「6,000円以上7,000円未満」(19%)、「8,000円以上9,000円未満」(13%)と続いた。
 
 これに対し「理想のスマホ月額料金」を尋ねると、以下のような結果が得られた。このことから、ケイ・オプティコムは「多くのスマホユーザーには、スマホ月額料金の『理想』と『現実』に3,000円程度のギャップがある」とみている。
 
 ・「4,000円以上5,000円未満」:22%
 ・「5,000円以上6,000円未満」:17%
 ・「3,000円以上4,000円未満」:15%
 
 スマートフォンの月額料金を減らすには、SIM ロックフリー端末と MVNO サービスを組み合わせる“格安スマホ”を利用するのも一つの手段だ。
 
 そこで、まず格安スマホ サービスの認知度を調べたところ、「よく知っている」という回答は25%にとどまり、「『格安スマホ』という言葉を聞いたことがあるが、サービス内容についてはよく知らなかった」が65%にもなった。また、格安スマホ利用に感じる不安ポイントを挙げてもらうと、「通信速度」(54%)、「回線のつながりやすさ」(52%)、「通信エリア」(42%)というように、ネットワーク サービスそのものの品質に対して不安を抱いている人が多い。
 
 ネットワーク品質のこうした部分は、大手キャリア回線を使う MVNO ならば取り立てて心配する必要はないはずだ。格安スマホの内容がよく知られていなかったり、不安視する必要のない部分が心配されたりする問題は、MVNO 事業者が消費者への啓蒙をより積極的に行うことで解消されるだろうか。
 
 調査は、20代から50代のスマートフォン利用者を対象として、2月27日から3月2日にかけてインターネットで実施した。有効サンプル数は500人。

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