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北九州市立自然史・歴史博物館は5日、北海道羽幌(はぼろ)町の白亜紀後期の地層から、巨大なイカとタコの下顎の化石が見つかり、ともに新種と判明したと発表した。
イカはダイオウイカに匹敵する全長10~12メートル、タコは同2・4メートルと推定される。関連する論文はポーランド科学アカデミー発行の学術雑誌の電子版に掲載された。
下顎の化石はイカが約6・3センチ、タコが約9センチで、それぞれ約8500万年前と約8000万年前の地層から見つかった。国立科学博物館の重田康成研究主幹(古生物学)によると、イカやタコは硬い殻を持たず化石になりにくいが、顎は比較的硬く、化石になることがある。
同館の御前明洋(みさきあきひろ)学芸員(35)は「主に首長竜やアンモナイトが栄えていたと考えられていた白亜紀後期の海のイメージが、今回の発見で大きく変わった」と話している。化石は6日から5月10日まで、同館で公開される。