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[フランクフルト 23日 ロイター] – 世界の産業ロボットの販売台数が、2014年に27%増の約22万5000台に達したことが国際ロボット連盟(IFR、本部:独フランクフルト)の調べで分かった。自動車や電子機器業界からの需要が高まっているといい、約3分の2はアジア地域で導入された。
最大市場の中国は54%増の約5万6000台(95億ドル)。このうち国内企業の供給は1万6000台で、残りはスイスのエンジニアリング大手ABB(ABBN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、独産業ロボットのクカ(KU2G.DE: 株価, 企業情報, レポート)、安川電機(6506.T: 株価, ニュース, レポート)やファナック(6954.T: 株価, ニュース, レポート)製だった。
第2位以下には韓国、日本、米国、ドイツが続き、上位5カ国で全体の4分の3を占めたという。
中国における産業ロボットの導入数は1万人当たり30台と、韓国の437台を大幅に下回っているものの、賃金上昇で労働市場の競争力が低下する中、導入数は増えつつある。
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