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Photo by Michel Ngilen
据置型ゲーム機「Wii U」が奮わず、スマホゲーム台頭で携帯型ゲーム機市場でも苦戦を強いられている任天堂がDeNAと提携することになりました。詳細は以下から。
(PDFファイル)任天堂株式会社と株式会社ディー・エヌ・エーの業務・資本提携合意のお知らせ
任天堂およびDeNAのプレスリリースによると、両社は本日、グローバル市場を対象にしたスマートデバイス向けゲームアプリの共同開発・運営および多様なデバイスに対応した会員制サービスの共同開発に関する業務・資本提携について合意したそうです。
今回の提携によって両社は、マリオやポケモン、ゼルダの伝説といった任天堂の作品群を活用したスマートデバイス向けゲームアプリを、スマートデバイスのプレイスタイルに適した形で新規に開発・運営するとのこと。
また、任天堂のゲーム専用機だけでなく、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの多様なデバイスに対応した新たな基幹システムを構築した上で、会員制サービスを、2015年秋開始を目指して共同開発することも告知されています。
なお、業務提携を行うにあたり、各々の事業に対する相乗効果と両社の中長期に渡る関係強化を図って、両社は資本提携を実施。DeNAが保有する自己株式1508万1000株(発行済株式数の10.00%、総額約220億円)を任天堂が取得するほか、任天堂が保有する自己株式175万9400株(発行済株式数の1.24%、総額約220億円)をDeNAが取得します。
かねてからスマホなどへゲーム提供を行わない姿勢を明確にしていた任天堂なだけに、電撃発表と言わざるを得ませんが、Wii Uの世界的な不振や3DSの売れ行きが海外で鈍りつつあることを考えると、やむを得ないということなのでしょうか。
【任天堂が2015年秋からスマホゲーム参入、DeNAと業務・資本提携を電撃発表】を全て見る